ゼロから始めるニコリキ生活|VAPE、ニコリキの注意すべき点
VAPEをこれから買ってみようと思っている人の中にも一定の割合でネット通販を利用する方がいることと思う。
ニコリキに至っては100%が通販になるだろう。
そこで、僕自身が初めてVAPEに手を出したときに戸惑ったことや、実店舗で買えばしっかり説明してくれるような注意事項などをご紹介しようと思う。
VAPE・電子タバコデビューする際の注意点(ニコリキ以外を含む)
まずはコイルにリキッドをしみこませる
最初に使い始める際に何と言っても注意したいのはこれ。
VAPEはタンクの中にリキッドを入れて使うわけだが、タンクの端に取り付けたコイルでリキッドを加熱・気化させて吸い込む。
そしてコイルの周りにはフワフワしたコットンっぽいものが巻かれており、ここにリキッドなりニコリキなりをしみこませる。
で、初回についてはこれがしみこむのに少し時間がかかるのだ。
僕が使っているものは1分程度待てば問題なく使えているが、一応ショップなどで説明される時間としては5分程度とのこと。
これ、忘れるととんでもないことになります。
しっかり染み込む前に加熱してしまうと得も言われぬまずい味を吸い込むことになる。
それだけでなく一瞬でコイルが焼き切れて即交換するしかなくなってしまうのだ。
念には念を入れてしっかり染み込ませるようにしたい。
ニコリキ・リキッドは入れすぎない
VAPE・電子タバコの機種によっては、リキッド注入のMAXラインを明示しているものもあるかと思うが、そんなものない場合も多い。
確かに限界ぎりぎりまで入れたほうが持ちが良いのは間違いないのだが、ふたを閉める際に少しあふれ出してべとべとしたりするので、最初は8割程度でやってみて徐々に加減をつかむのがおすすめだ。
これ、ふたを閉めた時に溢れるだけでなく、場合によっては吸っているときに逆流してきたり、空気穴から漏れたりすることもあるので気を付けたい。
ニコリキが漏れてきたときには
とはいえVAPE・電子タバコを使用していると、どうしても液漏れに遭遇することはある。
そんな時は落ち着いて、タンクのふた以外の部品を分解してティッシュなどできれいに拭き取ろう。
また僕が良くやるのは加熱ボタンを押さずに強く息を吹き込む。すると空気穴やドリップチップと呼ばれる吸い口にたまったものが排出される。
その際は空気穴から出てきたりするのでティッシュなどを当てておきたい。
もう一つ。吸っているとジュルジュル音がしてめちゃくちゃ漏れてくることがあるが、経験上コイルの締め付け不良が原因であることが多い。
コイルはねじ式でセットするわけだが、これをしっかりとセットしないと駄々洩れになってしまう。不良品を疑う前にまずはコイルの締め付けを確認しよう。
コイルは消耗品です
これは実際に使用するときというわけではないが、VAPE・電子タバコを購入する前に確認しておきたいのは、消耗品と手入れについて。
コイルはしばらく使ってくると消耗してしまう。具体的な症状としては煙(蒸気)の出が悪くなり味がしなくなる。
期間としては1か月くらいとのことだが、ヘビーユースの場合はもう少し短いだろうか。
先述した焼き切れ問題もあるので、VAPE本体を購入する際には予備を買っておくと安心である。
多くのスターターキットには交換用コイルが付属しているが、あっても一個とかなので別購入をおすすめする。
ちなみにコイルにもいろいろ種類があり、自分のVAPEに適合するものを選ばないといけないので注意。有名な製品であれば、【製品名 コイル】とかで検索すればAmazonで安く買える。
Joyetech eGo AIO 標準 交換用コイル (5個セット) [並行輸入品]
充電は専用品・指定品を使用
個人的にこれはめちゃくちゃ神経を使っている。
VAPE・電子タバコに限らず、最近のガジェットはとにかくUSBで充電するものが多い。そのたびに充電器が付いてくるが正直適当に使いまわしても何とかなっている。
しかしVAPEに関しては別だ。本体の大部分は大容量バッテリーであり、規定外の製品を使って充電すると最悪爆発リスクがあるそうだ。
もちろん僕も爆発させた経験はないが、万が一があってからでは遅いので、充電する際は専用品を使うことを徹底してほしい。
リキッド・ニコチンリキッドに関する注意点
ニコリキの濃度は慎重に調べてから!
何と言ってもこれ。過去の記事でも書いたが、ニコリキの濃度についてはちゃんと調べてから選択するようにしたい。
紙たばこを買うとき、ニコチン濃度の表示がある。0.7mgとかのあれだ。ニコリキにも同様に濃度表記がある。これも6mgなどと表記されており(紙たばこのタール表記と)紛らわしい。
特にサブオームと呼ばれる高抵抗型の機種を使っている場合は、紙たばことと同じ感覚で選ぶと激しいニコクラで吐き気を催したりするらしい。
選択については「本体の抵抗値(Ω・オーム)」「普段の紙たばこのニコチン量」を加味して決める必要があるが、参考までに僕のケースを紹介したい。
本体の抵抗値:1Ω
紙たばこ:0.7mg
ニコリキ濃度:12mg
これはほかの有名なサイトなどで記載されている目安値とは結構異なると思う。
結局は個人差のある話なので、最初は少し濃い目のリキッドを購入し必要に応じて薄めて使うのが良いだろう。
その意味でもシンプルなフレーバーが最もおすすめとなるわけだ。
※間違っても水で薄めないように!専用の薄め液か、似たような味のノンニコリキッドで割るのだ。
この辺りは過去記事も参照してほしい。
喉が渇く・イガイガする
これは人によるのだろうか。ニコリキの主原料であるグリセリンのせいなのか(吸湿性に優れている?)しばらく吸い続けるととても喉が渇く。
紙のたばこも飲み物なしで吸い続けると口の中が不快になることがあるが、それとは少し違って咳が出そうになる渇きに見舞われるのだ。
ちゃんと水分を取りながらであれば全く問題ないが、気になる人は気になるだろう。
高濃度の場合は手につかないように
普通にそのまま吸う用のリキッドであれば、手についたら洗い流せば特に害はない。
しかしブレンド前提の高濃度リキッドなどを扱う場合、必ずゴム手袋を着用すべきだ。
ニコチンは皮膚からも吸収されるそうで、大人でも40mg~60mgくらいが致死量なのだそうな。
そもそもVAPE自体が初めて、という場合にいきなり自作するようなこともあまりないとは思うが、高濃度のニコチンを扱う際には細心の上にも最新の注意を払う必要がある。
というか危険だからやめておけ。
まとめ
色々と記載したが、VAPEでニコリキを楽しむこと自体は全く難しくない。
この記事をザーッと読んでいただければ、あとは実際に購入するだけだ。
本体含めてそろえてもそんなに高くないので、興味がある方は始めてみてはいかがだろうか。
どうしても何を買えばいいかわからないというときは下記を参考にされたし。
<VAPE本体>
ド定番中のド定番
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ただし抵抗値は高め。
交換用(1Ω)↓
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ニコリキはここのウルトラメンソール一択。
僕は12mgだが、最初は2種類から4種類くらいの濃度を買ってみては。
プルダウンは下記の通り。
上:サイズ/ニコチン濃度→最初色々試すなら20ml/3,6,12,18mgの4種を1本ずつ。
下:ベース液配合→そのままでOK。
個人輸入の決済手段について|ニコチンリキッドを個人輸入
ニコチン入りリキッドを楽しみたいなら個人輸入しか方法がないというのは以前紹介したとおりだ。
個人輸入そのものがなんとなくハードル感があると思うが、実際やってみるとAmazonで買い物するのと手間は何も変わらない。
とはいえ海外のサイトにクレジットカード情報を入力することに抵抗感がある向きもあるだろう。
クレカ情報を入力しても大丈夫!?
結論から言えば、僕が愛用しているHiLIQというメーカーについては大丈夫だと思う。
僕が初めてHiLIQを利用したのは5月。
なんとなく不安な気持ちを抱えながらクレジットカード情報を入力してみたのだが、約3ヶ月経過した2018年8月現在、おかしなことは特に何もない。
もちろん個人情報の流出とか悪用とかって入力後何日で起きるとか決まってるわけではないので、これだけで安全なんて言いきれないが、それは国内のサイトでも同じではないだろうか。
そもそもクレジットカードの悪用防止とかについてはカード会社も相当力を入れていたり補償面も結構ちゃんとしているので必要以上に神経質にならなくてもよいかな、とは思っている。
それでも不安ならPayPalが使える
もしクレジットカード情報を入力することに抵抗があるのであれば、PayPalを利用するのも一つの手だと思う。
PayPalについてご存じない方のために少しだけ説明。
インターネット上などにおける資金決済サービス。アメリカの会社が提供している。
最初にPayPalの口座開設が必要となるが、あとは登録したメールアドレスがあれば決済できる。
最近PayPalに対応しているサイトはどんどん増えてきているようだし、この際口座開設してみるのも良いかもしれない。
決済はドル建て
もう一つ注意したい点は、決済がドル建てということだ。
ドル円の為替相場により最終的に支払う金額が変動するし、HiLIQが値段を変えなくても為替相場の影響で事実上の支払金額が増減する。
これだけ書くと非常にややこしいというか抵抗感が増えるかもしれないが、HiLIQの素晴らしいところは円貨表示にも対応していること。
商品の価格だけでなく、オプション(濃度選択とか)による価格の増減、配送業者による送料の違いなども全て円貨で表示される。
最終的に支払う金額を提示され、確認したうえで購入ボタンを押すことになるので、とても安心だ。
濃度選択などに迷うようなら下記の記事を参考にしてほしい。
フレーバー付きのニコリキってどうなの?
【2018年10月4日更新】
リンク切れ修正しました。
僕は基本的にVAPE+ニコリキ運用をたばこの代替品ととらえているため、シンプルなメンソール系のリキッドばかりを買ってきた。
当初一度だけ「たばこフレーバー」も買ってみたことはあるが、正直あまりたばこ感はなかった。
でもやはり習慣的に使用していると気分を変えてみたくなるもの。
特に紙たばこでは銘柄により細かい違いはあるものの、劇的に変なフレーバーってあまり売っていないこともあって物珍しさもある。
過去の記事でも少しだけ書いたが、メンソール以外のリキッドを初めて買ってみた。
買ったのはこの2つ。
HiLIQ「POSEIDON'S SON リキッド(紅茶+スイカ)
HiLIQ「Great Spirit リキッド(たばこ系ブレンド)
フレーバーリキッドの味わい
想像よりうまかった。
皆さんはシーシャ(水たばこ)を吸ったことがあるだろうか。
イメージとしてはまさにあんな感じだ。スムーズで、少し清涼感というか冷たい蒸気を吸っているような感覚がある。
そしてにおいを中心にしっかりとフレーバー感がある。
これは好きな人は好きだろうし、ニコチンなしでVAPEを嗜好品として使う人がいるのもなんとなくうなずける味わいではある。
ただ僕としては少し甘すぎるというか、繰り返し吸っているとくどく感じてしまうこともある。
それこそシーシャのように、がっつり1時間から2時間くらいリラックスしてゆったりと吸う分には良いだろう。
しかし紙たばこの代替として(なかなかのヘビースモーカーっぷりを発揮して)ちょくちょく吸うには飽きてくるのも事実だろう。
フレーバーは飽きることもある。特に・・・
VAPEのリキッドタンクは機種によってまちまちだ。
僕が使っているペンタイプでもそれなりに入り、かなりヘビーユーズしても2日くらいは持ってしまう。
これは手間が減って本来喜ばしいことなのだが、一つの味だとどうしても飽きるのを助長するようだ。
愛煙家の諸兄にはご理解いただけると思うが、たばこを吸いたくなるタイミングの一つとして食後があげられる。
こってりしたものを腹いっぱい食べた後の一服は至福である。
とはいえそれが甘ったるい香りだとすると少し様相も変わるのではないだろうか。
テレビや読書、お酒のおともにはなかなかあり!
フレーバー付きリキッドのデメリットから始めてしまったが、総合的な評価としては十分に買う価値ありだと思う。
特に何も食べずにテレビを見ているときや、ぼんやり読書を楽しんでいるときなんかには習慣中毒的な口寂しさを覚えることが多いと思う。
紙たばこを吸いすぎると気持ち悪くなったり健康が気になったりするところではあるが、そんな時にフレーバー付きリキッドはとても良い。
少し変わった風味で習慣中毒を満たしつつ、吸いたいときに一口ずつ吸えるわけだ。
こういった習慣中毒発動中のタイミングであるある(だと僕が思っている)なのは、一口吸って「やっぱいらない」現象である。
ないだろうか?なんとなく口寂しくてついたばこに火をつけるものの、そういえば10分前にも吸ったな、みたいなことが。
もちろんニコチンは十分摂取しているので吸い始めるとすぐに要らなくなる。
その点VAPEなら一口単位で吸えるのでとても良い。
あと意外とお酒を飲んでいるときにも使えそうだ。
流石にワインや日本酒などに合わせる気にはならないが、ウィスキーなどのハードリカーとともに楽しむ分にはかなり相性が良い。
ちょっとスチームパンクな雰囲気漂うガジェットで紫煙を燻らせながらウィスキーをなめる・・・。新しい大人のたしなみかもしれない。
まとめと物欲メモ
僕がフレーバー付きリキッドを使ってみたメリデメは上記の通りだ。
結局のところ、場面によって気分によってフレーバーが良いのかシンプルなメンソールなどが良いのかは変わってくる。
かといって長持ちする以上すぐに切り替えるわけにもいかない。
中にはタンク部分だけ複数所有して付け替える猛者もいるようだが、そこまでするならVAPEをフルセットでもう1個ほしくなってしまう。
そうすれば充電タイムもうまく繰り回せるだろう。
そんな高いものでもないし・・・買ってしまおうか・・・。
国内最高峰Vape & E-Liquidブランド【JPvapor】
あとフレーバー系の中でも甘くないフレーバー、特にお茶系が気になっている。
今回買ったスイカ+お茶が美味しかったこともあり、今度は鉄観音でも試してみようかと思う。