VAPEのリキッドで、ニコリキに次にはCBDが気になりだしたぞ
もともとたばこなんてジャンルは既に斜陽なジャンルというか、社会から見れば(文字通り)鼻つまみ者的な扱いを受けていたりするジャンルである。
それでもこうして喫煙に類するVAPEだとか、あまつさえニコチンリキッド(ニコリキ)だとかについてのことばかり記事にしているのは、ニッチな需要というかカッコつけて言うならば同志への情報発信的な意味もあろう。
しかし今回僕が気になってしまったものはさらにニッチなものである。というか僕は初耳だったし、勝手な予想ではこれを読んでくれている人にも初見の人が多いのではないだろうか。
そう。CBDである。
VAPEやらニコリキやらに興味を持つ人とCBDに興味を持つ人ってあんまり傘ならそうではあるが、まあせっかくなのでご紹介させて頂きたい。
きっかけ:大注目の成分CBD入りリキッド、国産販売開始!
まずは僕がその名前を知るきっかけになったニュースをご紹介。
この記事、なんか「あのCBDですよ!」みたいなトーンで書かれているので僕が基本的な事項を調べた。
CBDなんて知ってるよ!という人はリンク先へ、なんじゃそれという方はこのまま下へスクロールしてください。
そもそもCBDとはなんだ?
CBDとは麻に含まれる成分だ。まず言っておきたいが合法である。
要するに大麻などに含まれる成分で「カンナビノイド」の一種のようだ。
人間の体には「カンナビノイド受容体」があるらしく、ザックリ言えばその成分を摂取することで何らかの効果が期待できるという。
これがリラックスや安眠、一部の病気治癒などに効果があるという。
(日本における)違法薬物としての大麻の名を聞いてイメージするような、幻覚成分などでは決してないことを強調しておきたい。
世界的には既に一定の認知があり、海外ではこのCBDを含んだサプリメントなども発売されているようだが、ついに日本における国産第一号が発売されたというのが上記のニュースである。
そしてこれVAPEのリキッドという形態をとっており、普通のリキッドを吸うように摂取できるようなのだ。
誤解を恐れず言えば大麻はちょっと興味ある
言ってしまった。買わないよ!そしてやらないよ!当たり前だけど。
違法なことは致しません!
先に言い訳だけ済ませてしまうことにするが、どんなに興味があろうが、実は無害だろうが(想像)、人生を豊かにしようが(想像)、違法は違法である。
大麻を試すのに求められる社会的リスクを考えれば到底コスト的に見合わないわけだ。
※まあ大麻に限らず大方の犯罪ってそういう理屈で抑制されているんだけど。
僕が大麻に興味はあれど、今の法制度上試すつもりは一切ないということはご理解いただけたかと思う。
それでは興味の部分だ。
皆さんは大麻ってどの程度ご存じだろうか。なんとなく、覚せい剤とかコカインとか、そんな流れの中で出てくる危ないクスリの一種。そんなイメージが多いのではないかと思う。
僕もこのあたりの業界には詳しくないが、とにかく覚せい剤とかコカインとかについては本当に廃人一直線リスクがあるのは間違いなさそうである。
僕の知る限りこれらの製造・所持・使用を許容している国家は世界中探してもないのではないだろうか。
大麻の合法化
その一方で大麻については一部の国において合法、あるいは黙認されているという。
興味深いのはオランダのアムステルダムのように昔から合法だ、という国だけでなくアメリカの一部の州などは最近になって合法化の動きを進めている国(自治体)があるということだ。
驚くべきことにはこれらアメリカの州は「非医療用大麻」を解禁しており、嗜好品として楽しめるようになっているということなのだ。
なぜか。それは様々な見方があるだろうが、間違いなく言えるのはこういうことである。違法であった時代から一定数以上の愛好家がおり何らかのメリットがあることと、事実上(用法容量を守れば?)顕著な害がないことだ。
それはそうだろう。メリットもないのに誰もやらない。また社会的な問題になるような顕著な害があるならば国が許可しない。
実際どんな効果があるのか
これは大きく2つのくくりで考えるべきだ。まずはイメージが強い麻薬的側面。もう一つは医療的側面だ。
まずは麻薬的側面について。
これについては伝聞の類に頼るしかないのだが、ポジティブ(?)な側面としては、心地よい酩酊感、リラックス、気分の高揚などがあるらしい。一方ネガティブな側面としては被害妄想に怯えたり、気持ち悪くなることもあるようだ。
続いて医療的側面。
これはエイズであったり鬱であったり、気管支喘息、パーキンソン病など様々な疾患に対して有効性を主張する論文などがある様で、実際に多くの国で合法である。
またこれらが科学的な薬品ではなく自然由来で副作用もないことが、第一選択薬として好意的に考えられていたり、あるいは既往の治療法で効果が芳しくない患者に対しての代替薬として期待されているそうだ。
ちなみに日本では医療目的も違法。であるが、そもそも法律が規制していない(大麻の)部位である茎や樹脂などから生成されたオイルなどは2013年ごろから活用が始まっているようである。
ようやく元の話に帰ってきた。この規制対象外のオイルこそがCBDオイルなのである。
もちろん先にあったような「麻薬的側面」に関しては期待すべくもないのだと思う。しかし薬効の部分については一定の効果が得られるというのが業界的な共通の了解事項なのだと思われる。
商品としてのCBDリキッド
さてここまで紹介してきたCBDリキッドであるが、実際どんな会社がどんな商品として売っているのか。
今回国内初のCBDリキッドを発売したとニュースになっていたのは、「Lily Steam」という会社である。
そして国産品の強みとして「安心・安全」を徹底的に追及・訴求して展開しているようだ。
フレーバーは4種類、15mlで4,000円だそうだ。僕的にはハーバルメンソールが気になるところではあるが・・・いつも超絶コスパのHiLIQを見慣れてしまっている僕の目からはどうしても高く映ってしまう。
まだ清水の舞台から飛び降りる決断はできないので、僕をモニターにしてくれ・・・
ブログを見る限り取り扱いはこの商品だけのようだし、発売まで1年程度の期間を要したとのことである。と、いうことはスタートアップ的なベンチャー企業なのだろうか。
これからどのように認知を得ていくかが当面の課題なのだと思う。まずはCBDというキーワードを知っていて、安全性へのこだわりが強い層を狙ってゆかれることと思うが、同時に我々VAPEユーザー、中でもニコチンによるリラックス効果に傾倒している人たちの中にも興味を持つ人は相応にいるだろう。
どなたか試したら僕にも感想を教えてほしい。
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